軍人像と戦争

戦没兵士たちへの追憶


彼らは混ぜ戦争で死ななければならなかったのか

愛知県知多半島の南端にある中之院には人知れずひっそりと佇む軍人像の群れがあります。
軍人像は全部で92体。

軍人像のほとんどは昭和12年8月の上海ウースンにおける敵前上陸作戦の先頭で戦死した名古屋第3師団歩兵第6連隊の兵隊さんたちのものです。

最初に軍人像が建立されたのは昭和13年初頭、名古屋市千種区月ヶ丘の大日寺境内でした。

住職が戦没者を供養する目的で像の建立を始めたのが地域に広がり、めいめいの遺族が「戦没者一時金」を使い亡くなった兵士の写真をもとに像を造らせたものです。

平成7年11月、大日寺から中之院のご縁より移され今に至っています。





      ■『軍人像と戦争~戦没兵士たちへの追憶
       安島写真事務所 2023年7月1日発行
       A4判 カラー 44ページ 
       定価1200円(本体+税)送料別

一般書店での店頭販売はありませんので、直接メールで安島まで申し込みください。