◇ 中学生・高校生のための本 ◇

「日本の戦跡を見る」岩波ジュニア新書 安島 太佳由著

広島・長崎・沖縄・東京、日本各地に空襲被害跡、要塞跡、砲台跡、飛行場跡、地下壕、防空壕、トーチカ、掩体壕、特攻基地跡、軍需工場跡、司令部や兵舎など戦跡が人知れず今なお残っています。戦争の風化と共にこれらの戦跡も失われつつあります。戦争の「物言わぬ語り部」と言われる戦跡を通して、日本の戦争の実相を写真とわかりやすい解説で見ていきます。中学・高校生を対象としたジュニア向けの新書本です。

岩波書店 2003年12月刊 定価(本体820円+税)

「歩いて見た太平洋戦争の島々」岩波ジュニア新書 安島 太佳由著・吉田裕監修

太平洋戦争の激戦となった硫黄島、ガダルカナル島、ソロモン諸島、ビアク島、トラック諸島、マリアナ諸島、パラオ諸島、フィリピンの島々の戦場跡、残る戦跡を訪ね歩いたカメラマンの写真と取材記で紹介するとともに、どの作戦のもとに戦闘が展開していったのかを解説しています。中学生・高校生にわかりやすい文章で書かれてありますので戦争のことを知る入門書としてご利用ください。


岩波書店 2010年4月刊 定価(本体980円+税)

「平和を考える戦争遺産図鑑」岩崎書店 安島 太佳由著

広島・長崎・沖縄・東京など国内、太平洋戦争激戦の島々、東アジア各国、アジア・太平洋戦争の戦場になった場所を訪ね歩きながら撮った写真をもとに作られた児童書写真集です。写真を大きく配置して見応えのある本に仕上がっています。安島 太佳由20年の集大成写真集です。対象は小学校高学年から中学・高校生
になっています。学校・公共図書館用に作られた図書です。

岩崎書店 2015年1月刊 定価(本体6,000円+税)