上原良司の母校での講演会

松本深志高校(旧制松本中学)

自由主義者・上原良司22年の人生を語る


松本深志高校での講演会は1年生を対象に行われました。
上原良司の母校である松本深志高校(旧制松本中学)は自主自立を重んじた学生自治が盛んな学校です。
良司もかつてはこの学舎で過ごしその精神を学びました。

その伝統をいまも受け継ぐ学校で、後輩の生徒たちに対して、良司の幼少の頃から沖縄特攻の最期の瞬間までの話しをしました。

事前学習で映画『月光の夏』を鑑賞したり、上原良司の事を学んだりしていることにたいへん感動しました。
さらに、講演会の後で202人分の感想文が送られてきました。
一人ひとりの想いが文章に綴られていました。

2時間にわたる長丁場にも静かに聞いていただけたことが印象に残っています。
良司の妹・清子さんもお話しをしてくださり感動を呼びました。

特攻隊員として戦死した良司ですが、彼は多くの宝物を私たちに残してくれました。
その宝物を後世に受け継ぎ大切にしていきたいと思いました。

16歳の彼らの想いを知ることができて有意義な講演会でした。
良司の母校である松本深志高校での講演はたいへん光栄なことでした。





人権担当教諭の林先生に感謝


今回の松本深志高校での講演会は、1年生の人権担当教諭・林先生のご尽力により実現しました。

英語の教諭でありながら人権問題や戦争の歴史についても造詣深く、生徒たちに熱のこもる教育をされています。

生徒の自主性を重んじた教育の素晴らしさを感じました。
林先生と学校関係者の皆様に感謝申し上げます。