修学旅行の事前学習として

被爆地長崎の戦跡を紹介

特攻基地知覧も


長崎への修学旅行の事前学習として2年生を対象に講演を行いました。今年9月、修学旅行で長崎を訪ねるが、単なる観光で終わらせたくないという小池先生の熱意を感じ、被爆地・長崎の一本柱の鳥居や壊されてなくなった浦上天主堂の戦跡の話、長崎の高校生の平和活動を紹介しました。
さらに、本来なら長崎どうように訪れる予定だった特攻基地知覧のことも併せて話しました。(知覧は新燃岳噴火の影響で行くことができなくなったそうです)最近では、広島・長崎の修学旅行が減ってきているということですが、思い出に残る修学旅行になることを祈っています。
今回、私自身も初の試みとなる戦跡クイズというものをやってみました。少しでも戦争について興味を持ってもらおうと苦心しましたが、うまくいったかどうかは少し疑問の余地が残る結果になったかもしれません。生徒の皆さんとコミュニケーションを図ろうと思い、質問の時間も30分取りました。
なかには戦場に住んでいる住民たちの被害はどうだったのかを質問する学生がいて驚きました。たいへんすばらしい視点の質問に感銘を受けました。私も今後はそのようなことも話していかなければならないと正直思いました。

小池先生の熱意に感謝


昨年の朝日新聞の記事をご覧になった小池先生から講演の依頼を受けました。修学旅行の事前学習として講演会を行うのは学校では初めての試みだそうです。お役に立てたかどうかは分かりませんが、生徒の皆さんが何か感じとってくれたことと思います。このたびは、ありがとうございました。

講演を聴く生徒のみなさん

質問をする生徒

講演の様子